大楠から降り注ぐ自然のパワー
淡輪の住宅街に鎮座する「船守神社」は、延喜11年(991年)に
醍醐天皇の命令により創建されたと伝えられています。
▲偶然、光のエネルギーが差し込んだ拝殿
本殿は、豊臣秀頼の命令により、
「賤ケ岳(しずがたけ)の七本槍」の1人として知られている武将の片桐且元が
慶長14年(1609年)に造営しました。
▲本殿
(※船守神社様よりご提供いただきました。)
桃山式の代表的な建築手法である三間社流造(さんげんしゃながれづくり)と
檜皮葺(ひわだぶき)の屋根が特徴の本殿は、昭和25年8月29日に国の重要文化財に指定されています。
漁師町に鎮座するだけあって、古くから海や水運を守護する神様を祀っており、
海上安全、交通安全、商売繁盛などにご利益があると言われています。
拝殿の真向かいにある、ひときわ目立つ大きな楠は船守神社の御神木です。
4本の幹が1本にまとまった巨大な大楠は大変珍しいもので、
幹周は、およそ6.24mで、樹齢はなんと約800年👀
幹周は、およそ6.24mで、樹齢はなんと約800年👀
近くにある祓殿社(はらいどの)の大椋とともに府の天然記念物に指定されています。
▲神々しく輝く御神木
どっしりと構える御神木は、
まるで、私たちのことを見守ってくれているかのように優しさで満ち溢れていて、
隙間から射しこむ光に温かな心地よいエネルギーを感じます( *´艸`)
隙間から射しこむ光に温かな心地よいエネルギーを感じます( *´艸`)
同神社では、毎年10月15日頃に
「淡輪船守神社秋祭り」と称した例祭を開催しています。
やぐらの海上渡御(かいじょうとぎょ)は、餅撒きが人気の神事。
例年多くの見物客が参加し、船にやぐらを乗せて運ぶ様子を見守っているのだそう。
例年多くの見物客が参加し、船にやぐらを乗せて運ぶ様子を見守っているのだそう。
また、例祭は別名「淡輪のケンカ祭り」ともいわれており、
数台のやぐらが宮入りの際に、小競り合いをする様子は迫力満点です!
数台のやぐらが宮入りの際に、小競り合いをする様子は迫力満点です!
古くからある淡輪の歴史文化を大切に語り継いでいる同神社。
太古の昔から、偉大な何かに守られているような、
とても大きなパワーを感じました(#^^#)
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船守神社
大阪府泉南郡岬町淡輪4442
大阪府泉南郡岬町淡輪4442
(南海本線淡輪駅徒歩10分)