知性豊かで明るく誠実な人間の育成をめざす。
「感謝の心と堅い絆 そして未来へ」というスローガンの基、「誠実明朗で知性あふれ将来各分野で活躍するリーダーの養成」を教育目標に、持てる力の最大開発と、人や物を大切にする心、感謝の心、使命感に燃える人間の育成をめざしています。教育の特色として「我が子のように生徒を愛する教育」を実践しています。努力を惜しまず目標に挑戦する生徒・本学園の教育理念に賛同し、我が子の成長を願い日々の教育実践を支える保護者・そしてその親の願いを叶えるべく、日々研鑽を積み、情熱を持って生徒に関わる教職員の三位一体の教育で結束力を高めます。国際人を育てる教育として各国への短期留学や体験型学習を通して自主性・協調性を養うために宿泊を伴う校外研修を積極的に行っています。生徒達は自然豊かで静かな環境の中、日々の授業を大切に学力を最大限に伸ばしていきます。また近年では校外での各種プログラムに自主的に参加し、めざましい活躍をする者も多く出てきています。
■ICT教育の取り組み
「生徒全員が1人1台のタブレット」を所持出来るために、中学生には学校所有のタブレットを3年間貸与します。高校進級時に同様のスペックのタブレットを自己購入し卒業も幅広く活用できるようにしています。校内の環境整備として全教室にwi-fi環境を整えています。各教科でICTの最大活用をテーマに教員と生徒が一体となってICT教育を進めています。生徒全員に教育支援ツール「Classi」を導入し、日々の生活状況や学習時間の記録、また課題のやりとり、時には面と向かっては中々伝えにくい相談などが寄せられます。昨年の休校期間中も課題の郵送、「Classi」での課題配信・提出、動画投稿サイト等での授業動画の限定公開、ZOOMによるリアルタイム授業の全ての駆使しハイブリット型の教育を行いました。
■今年度の合格実績
東京大学…8名、京都大学…15名、大阪大学…10名、神戸大学…16名、北海道大学…6名
早稲田大学…16名、慶應義塾大学…7名、上智大学…1名、同志社大学…49名、立命館大学…69名
関西学院大学…23名、関西大学…35名 など
■クラブ活動
【高校生】硬式野球部・陸上競技部・応援団・チアリーダー・ブラスバンドなどが有名
【中学生】体育会ではサッカー、バスケット、テニス、バレーボール、陸上競技などは各種大会に出場しています。文化系では、ブラスバンド、茶華道、箏曲、科学、生物、書道などがあります。
特に高校の科学部は「科学の甲子園」全国大会の常連で毎年、和歌山県で優勝し、全国大会で活躍しています。近年では全国でも上位に進出しています。
文化部では中学1年から高校2年生までが共に活動できるので、学園の枠を超えた交流ができるのも本校のクラブの特色のひとつです。
■通学コース
JRきのくに線 黒江駅より徒歩約10分
・阪和線からは乗り換えなしで最寄りの黒江駅に
到着するダイヤが便利です。
また今年4月より登校時間を8:25から8:30に5分遅らせました。この結果、南海本線の各駅の乗車時間が約30分遅くなり、朝の登校準備を落ち着いて行えるようになっています。
■卒業生の活躍
卒業生のほとんどが大学進学を希望しています。開校以来、生徒と教員がたゆまぬ努力を続けた結果、現在では最難関である東京、京都、国公立大学医学部医学科に毎年多くの生徒が合格しています。その後、官僚になる者、起業する者、医師になる者など幅広い分野で活躍しています。
特に近年では大学在学中に地域貢献を目的とするプロジェクトを立ち上げる者、起業し各種企業と活動を実践する者なども目立ちます。
■卒業生の声
私は智辯学園和歌山で過ごした6年間でたくさんの大切なことを学びました。大学合格という同じ目標を持った友人たちと競い合い、励まし合うこと。高みを目指し努力を重ねる周りの友人からは、常に良い刺激を受けていました。わからないことには徹底的に向き合うこと。どんな些細なことでも丁寧に教えてくださる先生方のもと、苦手や疑問を一つずつ解決することで、隙のない学力を身につけることができました。様々なことに積極的に取り組むこと。生徒会活動や野球応援、オーストラリアへの短期留学のほか、学校外での音楽活動へのご理解も頂き、勉強だけでなく多くの貴重な経験をさせていただきました。そして、感謝すること。私が第一志望合格を勝ち取ることができたのは、支えてくれた友人、先生方、家族など多くの人のお陰です。そういった方々への感謝の心の大切さを学び、「次世代を担うリーダー」になるために必要な人格を育むことができました。私はこの智辯学園和歌山の生徒でいられたことを誇りに思います。これからもこの学園で学んだこと、何より感謝の心を忘れず、夢に向かって全力で頑張りたいです。
(卒業生/Sさん)