長栄山 妙順寺

数多くの寺宝が 残る由緒ある寺

行事が行なわれる際の荘厳な妙順寺

山門を入ると堂々とした本堂と、貝塚市の象徴であるカイヅカイブキの巨木に目を奪われる。
妙順寺の歴史は古く、縁起は遥か古代、飛鳥時代にまで遡る事ができる。妙順寺を開いた南兵衛太郎(法名:道圓)は、楠木正成と共に討死にした南氏一族の子孫であり、正成と縁のある寺としても知られている。

また、建物の内部は江戸時代のものが多く残されており、本堂の欄間に刻まれた見事な彫刻など、歴史的に価値のあるものばかり。
12月22日には妙順寺から水間寺までを探訪するイベントが開催されるので、興味のある方は参加してみては。

名工・左甚五郎一門の甚九郎義職の手によるものと伝えられている本堂の欄間
親鸞聖人御像

■長栄山 妙順寺
貝塚市三ツ松1330
https://www.myoujunji.info/

(にこにこ新聞 2019年12月号掲載)

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