新型コロナのワクチン接種 『地域の現状』(りんくう総合医療センター)

 昨年3月より新型コロナウイルスの患者を受け入れてきた「りんくう総合医療センター」。一般病棟の一部を専用病棟として確保し、様々な対策をとってこられた。「以前は対応できる範囲を超えてしまい、不便な状況もありましたが、最近は落ち着いており従来の医療を提供できるようになりました」とのこと。

 医療従事者優先に始まった新型コロナワクチン接種。同センターでも医療従事者への接種が順調に進んでおり、ファイザー製薬のワクチンにおける気になる副反応については、「命に関わるものはないのですが副反応はゼロではありません。アジア人での治験データが少ないのは確かなので、まずは医療従事者が先陣を切って接種しています。接種については、強制ではなく個々の判断に委ねられていますので、厚労省のホームページなどから一人ひとりが確かな情報を入手し、判断していくことが必要ではないでしょうか」と話されています。


病院長 松岡  哲也

 アフターコロナに向かっていますが、まだまだ新型コロナウイルス感染症の診療と日常的な医療提供を両立させるという「ウィズコロナ」の診療体制を構築しなければなりません。大阪南部唯一の基幹病院である当センターは、その中心的役割を担い、地域医療機関の方々と協働してこの難局を乗り越える所存です。

りんくう総合医療センター
泉佐野市りんくう往来北2ー23
☎︎072(469)3111

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